2024年:渡航
ポーランドに入国するための要件
シェンゲン地域以外の国からのパスポートでポーランドに入国する人は以下を準備する必要があります。
- 有効期限内のパスポート。発給から10年以内、シェンゲン地域出発の予定日に期限切れまで最低3ヵ月（6ヵ月を推奨）の余裕があること。
- 旅券の空白ページ 。入国と出国のスタンプが押せるように、空白ページ2ページが残っていること。
- 有効なシェンゲン地帯の通行証。シェンゲン地帯の通行には有効な通行証（ビザ）を携帯してください。 一般にパスポートに付けてもらう手配があります。 （ビザ取得の詳細は説明ページをご参照ください。）
- 入国目的の証明。一般のビザなし渡航者とは条件が異なり、ウィキマニアの現地参加者の皆さんは入国目的証明書を用意して、ウィキマニア参加のためにポーランドに滞在すると（訳注：入国審査所＝パスポートコントロール）で示します。書類をメールで手配するには、参加招待状をウィキメディア財団もしくはポーランドに請求するため、件名「Wikimania Invitation Letter Request」、本文には証明書に示す参加者名その他を記し、宛先 wikimania
wikimedia.org まで送ってください。 - 良好な経済状況の証明。シェンゲン地帯の訪問にあたり、経済状況が良好であると証明する書類を用意してください。ポーランドの場合、3日宿泊なら銀行口座の残高が最低 PLN 300[1]、延泊分は1日分PLN 75ずつ加算し、それを示した銀行の書類を用意します。あるいはさらに社員証、もしくは学生証、あるいは財団の補助金受給者には証明書を発行します。（proof of scholarship）
- 帰りの航空券の予約を証明する
（ポーランドからの）出国予定を示せるよう、旅行日程表を印刷していきます。（※このまま不法に滞在し続けるのではないことを示すため）
カトヴィツェへ行くには
カトヴィツェ行きには空路または陸路がおすすめです。
飛行機で
カトヴィツェ行きに利用できるのは、Special:MyLanguage/w:en:Katowice Airport（KTW / EPKT）。カトヴィツェからおよそ30km、ポーランド第4の利用客数を誇ります。空港から市内の連絡は、公共の連絡バスが複数系統ありタクシーも利用できます。
ワルシャワ空港またはクラクフ空港（ポーランド最大の空港）行きの航空便を予約し、鉄道に乗り換えて現地へ到着する方法があります。ワルシャワ空港からの移動時間は3–4時間、クラクフから90分ほどです。どちらの空港からの経路でも、ワルシャワまたはクラクフの主要駅のひとつで乗り換える必要があります。
電車で
ポーランドの西部および南部国境を横断する鉄道と同じように、（ワルシャワ、クラクフ、ヴロツワフを含む）ポーランドの国内でも十分な本数の列車が走っています。 たとえばベルリンやオストラヴァ、プラハ、ブダペスト、ウィーンへの直行便があります。乗り換えればさらに多くの国際ルートを利用することが可能です。
カトヴィツェの鉄道駅は、ウィキマニア2024会場から1.5 km の距離です。さらに、たくさんのホテルや奨学金受給者のために用意された宿泊施設に近いです。
宿泊
奨学金受給者とウィキメディア財団のスタッフだけが、主催者が準備した宿泊施設に泊まることができます。他の参加者は全員、自分で宿泊施設を見つける必要があります。
必要に合わせた滞在先が見つかるリンクのリストを用意しました。
リストは検索条件を8月7–10日、大人一人に指定済みです。必ず、予約したい人数、宿泊日数に注意してください
ウィキマニアの会場から南にも、たくさんの宿泊方法があります。会場はカトヴィツェ市場広場から15分ほど歩いたところにあります。会場の隣に、1ドルの市電の停車場があります。
旅行者用チェック表
 ポーランド
| |
|---|---|
| 時間帯 | UTC+2 (現地午前9時を自分の時間帯に変換) |
| 通貨 | ポーランド・ズヴォティ（złoty PLN / zł）
USD 1 = PLN 4.02 |
| 車両の進行方向 | 右側通行 |
| ポーランドの国番号 | +48 |
| 多数派の宗教 | キリスト教 （ローマカトリック） |
| 電力 | 230V / 50Hz
電源コンセントタイプC/E |
| 緊急通報先 | 112 |
| 大手通信会社 | Orange, Play, Plus, T-Mobile |
| ライドシェア | Uber, Bolt, Free Now |
地域での交通
「Jakdojade」は、カトヴィツェ（ならびにポーランド国内）での交通に有効なアプリで、公共交通の運航予定やe-チケットの購入ができます。アプリのダウンロードはこちらから。アンドロイド版、iOS版 Webサイトjakdojade.plでもアクセスできますが、Jakdojadeを使用したチケットの購入は、モバイルアプリだけで可能です。
気象条件
ポーランドは大陸性湿潤気候帯に位置します。8月の平均気温は日中25°C（76°F）、夜間は13°C（55°F）ですが、場合によってはさらに暑くなり30°C（86°F）に達することがあります。「雨が降りやすい」ことも含めて天候の変動に備えてください。雨の日は8月平均12日、月間合計降水量は約75mmです。敏感肌の人は日差しに備えて日焼け止めの持参も検討してください。8月の日の出は午前4時40分頃、日の入りは午後9時ごろです。
荷物には気温が高い日に備えて薄着用の衣料品として Tシャツや短パン、夏服など入れても良いし、肌寒い日用にジャケットやセーター を詰めておくと日没後にも困りません。
SIM カード
ヨーロッパ連合（EU）に加盟するポーランドは、EU/EEA 地域の住民なら携帯電話サービスを自国と同じ条件でローミング できるとされ、無料もしくは少々の課金で済みます。（ご利用の通信会社にフェアユース方針など制限があるかどうか確認願います。）
ポーランドのカトヴィツェ空港の到着ターミナルには、SIMカードを売る店舗があります。パスポートまたは身分証明書を見せてSIMカードの利用登録をしますが、通信会社の窓口は市内に移動後、ショッピングモール内や販売店にもあります。
SIMカードのパッケージを見ると、 5000GB of internet（ネット通信量5000 GB 分）など表示してあるはずで、1年間に使えるデータ通信量を意味しています。SIMカードを買う前に、額面のデータ量を使う特定の操作が必要かどうかチェックしましょう。大手通信会社は Android と iOS 対応のモバイル版アプリを提供、ダウンロードしてサービスの提供を受けます。
市内でSIMカードを買いたくなったら、コンビニで売っています。トラブルが発生した場合は、鉄道のカトヴィツェ駅近くのショッピングモールに行くと、キャリア4社の店舗があります。
現金、キャッシュレス決済
ポーランドはズウォティを使用します。ユーロではありません！
ポーランドではキャッシュレス決済がよく使われます。クレジットカードの支払いはほとんどの場所で受けつけています。— 小さな商店あるいはスーパーマーケットでも使えます。ポーランド入国後に外貨を両替する場合は、空港と都心に両替商が出店しています。
もっとも一般的に交換しやすい外国の通貨は次のとおりです： ユーロ（EUR）、イギリス・ポンド（GBP）、アメリカドル（USD）です。一般に外貨交換所にはヨーロッパの通貨を中心に、他の通貨も見つけられます。
健康保険
People who are required to have a visa in order to come to Poland must have an insurance as one of the conditions for applying for visa. Costs of medical services should be settled between the medical facility and your insurer. Please have a proof of insurance with you—without it, you will be charged, and you might then ask your insurer for a refund.
People, who have their health insurance in EU/EFTA countries, are entitled to receive free medical help in case of accidents and emergencies. You have to present a European Health Insurance Card, or you'll be charged for the services (in the latter case, you may then ask your insurer for a refund). EHIC cardholders are eligible for drug reimbursements under the same rules as Polish citizens. (see more).
脚注
- ↑ 5 5月時点の為替レートによるとPLN 300 はおよそ 以下の金額です。ユーロEUR 70、アメリカドルUSD 75、イギリスポンドGBP 60、スイスフランCHF 65、日本円JPY 11,400相当。